ここでは食品製造企業や家庭で使用される一般的かつメジャーな糖類と甘味料について記載していく。
甘味に注目してまとめていくので増粘多糖類とかデンプンとかは記載しない。
まず断っておくが、ここでは砂糖以外の糖や甘味料を推奨したいわけでも断罪したいわけでもなく、
ただこういったものを我々は普段口にしている。といったことをまとめているだけである。
まあ一応、参考になるリンクを置いていく。
独立行政法人農畜産業振興機構, “人工甘味料の使用に関する WHO ガイドラインについて考える”,
https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_003037.html(参照日2025/1/30)
甘味を付与するものでメジャーなもの
とても手に入りやすい一般的な糖
- 砂糖
- 上白糖
- グラニュー糖
- 粉砂糖
- 水飴
- 三温糖
- 黒糖
- 和三盆
- 蜂蜜
- メープルシロップ
- アガベシロップ
- ガムシロップ
- オリゴ糖
これらは主に後述する単糖、二糖を構成成分とするものが多い。むしろブドウ糖、果糖、ショ糖がメインといっていい。ちなみに単糖、二糖だけでなく多糖も含む物も多いがメインでないことが多い。
ただし、オリゴ糖はオリゴ糖で構成されているのであろう。
上記以外の入手しやすい一般的でない糖、甘味料
- 異性化糖(ブドウ糖果糖液糖,果糖ブドウ糖液糖,高果糖液糖)
- 転化糖
- カンゾウ
- ラカンカ
- ステビア
- キシリトール
- ソルビトール
- エリスリトール
- グリセリン
- アスパルテーム
- アセスルファムカリウム
- スクラロース
- トレハロース
- パラチノース
- 還元(麦芽糖)水飴
- イソマルトオリゴ糖
- フルクトオリゴ糖
- ガラクトオリゴ糖
- ラフィノース
単糖
- グルコース(ブドウ糖)
- フルクトース(果糖)
- ガラクトース
二糖
- スクロース(砂糖、ショ糖)
- ラクトース(乳糖)
- マルトース(麦芽糖)
- トレハロース
- パラチノース
オリゴ糖
- ラフィノース
- パノース
- マルトトリオース
- イソマルトオリゴ糖
- フルクトオリゴ糖
- ガラクトオリゴ糖
- 乳糖果糖オリゴ糖
ブドウ糖・果糖の混合物
- ブドウ糖果糖液糖
- 果糖ブドウ糖液糖
- 高果糖液糖
- 異性化糖
- 転化糖
ブドウ糖・果糖・砂糖の混合物
- 砂糖混合ぶどう糖果糖液糖
- 砂糖混合果糖ぶどう糖液糖
- 砂糖混合高果糖液糖
糖アルコール
- グリセリン
- ソルビトール
- キシリトール
- 還元(麦芽糖)水飴
- エリスリトール
天然甘味料
- ステビア
- ラカンカ
- カンゾウ
人工甘味料
- アスパルテーム
- アセスルファムカリウム
- スクラロース
- サッカリン
文献
- 独立行政法人農畜産業振興機構, “砂糖以外の甘味料について”,
https://sugar.alic.go.jp/japan/fromalic/fa_0707c.htm(参照日2025/1/30) - 独立行政法人農畜産業振興機構, “人工甘味料の使用に関する WHO ガイドラインについて考える”,
https://www.alic.go.jp/joho-s/joho07_003037.html(参照日2025/1/30) - ティエリー・マルクス, ラファエル・オーモン, 現代フランス料理科学事典, 株式会社講談社, 2015